北海道のオホーツク海沿岸で流氷の中を進む観光船は、網走の「おーろら」と紋別の「ガリンコ号」の2つです。 ガリンコ号の2027年冬期運航は2027年1月15日〜3月31日の毎日で、予約は2026年10月9日に始まりました。おーろらの運航期間は1月20日〜3月31日とされています。
| おーろら(網走) | ガリンコ号(紋別) | |
|---|---|---|
| 運航期間 | 1月20日〜3月31日 | 2027年1月15日〜3月31日、毎日 |
| 船 | 大型船おーろら、所要約1時間 | ガリンコ号Ⅲ IMERU(大きなドリルで流氷を砕いて進む) |
| おとな料金 | 1・3月 5,000円、2月 6,000円 | 運航会社の予約ページで確認 |
| 流氷がない日 | 大型船は能取岬までの海上遊覧 | 流氷が見られないことを理由に取り消してもキャンセル料がかかる |
| 行き方 | 女満別空港・JR網走駅から直通バス、網走駅からタクシー約8分 | オホーツク紋別空港、札幌・旭川からの都市間バス(要予約) |
表の内容は、2026年10月12日に両社の公式ページで確認したものです。流氷は気象と海の状況に左右されるため、どちらの会社も特定の日に見られることを約束していません。
網走|砕氷船おーろら
おーろらを運航するのは、網走の道の駅「流氷街道」に所在する道東観光開発です。大型船の所要時間は約1時間で、流氷の状況で前後する場合があるとされています。
料金は月によって変わります。公式の料金表では、大型船おーろらの個人料金はおとな(中学生以上)が1・3月5,000円、2月6,000円、小学生が2,500円・3,000円で、幼児は無料です。特別席は500円で、事前予約はできず、当日船内で先着順の受付です。このほか沖合航路(おとな7,000円)と、小型船おーろら3の沖合航路(おとな9,800円、3月予定)も掲載されています。
流氷がない場合、大型船は能取岬までの海上遊覧となり、小型船おーろら3は運休です。また運航会社は、悪天候や流氷が見られない場合の予備として複数の便を予約せず、第一希望の便だけを予約するよう求めています。出航の約20分前までに乗船手続きを済ませてください。
行き方は、女満別空港とJR網走駅・バスターミナルから直通バスがあります。JR網走駅からタクシーで約8分、片道約1,000円と案内されています。
紋別|ガリンコ号
ガリンコ号は、流氷を砕く大きなドリルで進む船です。現在の「ガリンコ号Ⅲ IMERU」は2021年1月9日に就航しました。「イメル」はアイヌ語で「光」の意味。旅客定員は235名で、3階客室は座席が窓に向いています。
2027年冬期運航は、2027年1月15日(金)〜3月31日(水)の毎日。予約は2026年10月9日に始まっています。
キャンセル料は、出航日の14日前〜8日前が10%、7日前〜2日前が30%、前日が50%、当日が100%です。流氷が見られない、または見られそうにないことを理由に取り消した場合もキャンセル料がかかると明記されています。
当日の流れとして、2024年4月の法改正で乗船者全員の名簿が必要になりました。乗船券の引き換えは出航の1時間前に始まり30分前に締め切り、乗船は出航15分前から始まる予定です。WEB予約で乗船者名を入力済みなら、当日は変更がある場合だけ名簿の訂正が必要です。
行き方は、乗り場が紋別の海洋交流館です。公式のアクセス案内では、オホーツク紋別空港(羽田からANA)、札幌・旭川と紋別を結ぶ都市間バス「流氷もんべつ号」(要予約)、冬季に紋別市内中心部と海洋交流館周辺を結ぶシャトルバス「ガリヤ号」が紹介されています。女満別空港からの直通バスはなく、網走と紋別を結ぶエクスプレスバス(冬季のみ)があります。
どちらを選ぶか
ここからは当サイトの提案で、公式の案内ではありません。
- 旅程の残りで決めます。 網走は女満別空港から直通バスがあり、知床と同じオホーツク地方なので、道東を回る旅に組み込みやすい選択です。紋別は札幌・旭川から都市間バスで直接向かえ、羽田からの空路もあります。
- 乗船の候補日を2日用意します。 流氷は風で動きます。現地に2泊すれば、おーろらが控えるよう求めている予備便の重複予約をしなくても、もう1日の機会を持てます。
- 予約前にキャンセル規定を読みます。 紋別では、流氷がない日でも無料で取り消せるわけではありません。
- 冬道の運転に慣れていなければ車は避けます。 雪道でバスや予約制の送迎が安全な理由は、冬の北海道の交通ガイドにまとめています。
冬の旅程に組み込むには
オホーツク海沿岸は札幌から遠いため、市内からの日帰りではなく、旅の中の独立した滞在として考えましょう。網走は道東の他の地域と組み合わせやすく、周辺は道東ガイドや知床国立公園ガイドが参考になります。さっぽろ雪まつり(2027年2月4日〜11日)にも行くなら、札幌とオホーツク沿岸は別々の滞在として組み立ててください。
よくある質問
北海道の流氷シーズンはいつですか。 2つの観光船は1月中旬〜下旬から3月31日まで運航します。ガリンコ号は2027年1月15日から、おーろらは1月20日からです。その日に流氷が見られるかは状況次第です。
ガリンコ号の2027年の予約はできますか。 できます。2027年冬期クルーズの予約は2026年10月9日に始まりました。
流氷がない日はどうなりますか。 おーろらは大型船が能取岬までの海上遊覧となり、小型船おーろら3は運休です。ガリンコ号は、流氷がないことを理由に取り消してもキャンセル料がかかります。
おーろらの料金はいくらですか。 公式の料金表では、大型船のおとな料金が1・3月5,000円、2月6,000円です。
2026年10月12日に確認した出典:おーろら(道東観光開発)の料金・時刻表・コースのご案内・交通アクセス、ガリンコ号(オホーツク・ガリンコタワー)の公式ページ・アクセス。旅程の提案は当サイトの編集上の判断です。流氷は自然現象のため、見られることは保証できません。
ノーザンランド北海道 編集部(札幌)
